石筍
SEKIJUN
■
作曲年
1966年
■
委嘱者
−
■
構 成
箏独奏・箏 I・II・十七弦独奏・十七弦
■
時 間
12分
■
出版楽譜
前川出版
■
解 説
十七弦に始まる導入部が、箏のかさなりを得て主題を構成し自由な発展を見せていく。“石筍”と表題がついているが、これは石筍を表現する曲という意味ではなく、石筍の持つ膨大な歴史と自然から与えられた美への憧れからつけたものである。
石筍=鐘乳洞の中で石灰分を含んだ水がしたたり落ち、何万年もの間にたけのこの様につもりかたまったもので、自然が生んだ美の傑作である。1966年作曲。[作曲者]
■
収録媒体
箏 沢井忠夫作品集1 (VZCG-578)
現代箏曲名曲選5 沢井忠夫 (VXCD-2005)
沢井忠夫 書 「箏」